ついにAPI界にもジェンダーの波が!
というわけでも特になく、単にPostmanフォロアーだからだと思われます。
Postwomanってなに?
Liyas Thomasによって開発された、APIリクエストビルダーです。
平たく言うとオープンソース簡易版Postmanです。
Postmanってなに?
Postmanとは、Qiitaにも幾つか記事がありますが、開発中のAPIを叩いてテストしたりするのに便利な開発ツールです。
ただソースがクローズドだったり一部有料だったり、あとはなんといってもインストール形式なので導入が面倒です。
昔はChromeエクステンションもあったらしいのですが、現在はもう見つかりません。
本格的に重厚長大なアプリを作る際のテストには適しているかもしれませんが、ちょっと数個のAPIを試したいだけなんだ、なんてときにはもっと気軽に使いたいですね。
そんなときはPostwomanの出番です。
Postwomanを使ってみる
Webサイトにアクセス。
Method、URL、Pathを設定してSendボタン。
それだけでリクエストを送って、返ってきたレスポンスが表示されます。
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すごい簡単。
リクエストメソッドはGET/HEAD/POST/PUT/DELETE/OPTIONS/PATCHと各種対応。
BASIC認証とAuthorization: Bearerによる認証にも対応しているので、開発中で閉じてるサイト内にもアクセス可能。
非常に簡単にテストが行えますね。
WebSocket
なぜかWebSocketも使えます。
デフォルトではあらゆるメッセージを鸚鵡返しにするwss://echo.websocket.org
が指定されているので簡単にお試しができます。
WebSocketサーバ実装する人がこのWebアプリを使う場面というのはあんまり想像できませんが。
見た目を変えよう
デフォルトだと昔のハッカー気取りサイトみたいな黒緑です。
というかなんでアイコンがこんな可愛くないグレイなんですかね。
右上の歯車ボタンをクリックすると、背景色と一部文字色を変更可能です。
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残念ながら任意の文字色を入れたりはできないようですが、まあそこまでもカスタマイズが必要なサービスでもないでしょう。
何度も同じリクエストを送りたい
Historyに履歴が残ります。
鉛筆みたいなボタンを押すとその履歴が反映されるので、再送も簡単です。
オンラインだと機密情報が…
GitHubをclone
してnpm install
してnpm run dev
してlocalhost:3000
にアクセスするんだよ。
PWAもあるぞ
一番右下のボタンからインストールできます。
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宗教上の理由でインストールしていないので詳細は不明。
感想
本格的にテストを書くならやはり専用テストツールの導入が必要になると思いますが、とりあえずちょっとAPIの動作を試してみたいだけなんだ的な用途には最適だと思います。
使い方も見たらわかるレベルですからね。
GitHubでは開発の手伝いを募集しているようです。
またコーヒーも求めているので、使って気に入った人はぜひ投げ銭を送ってあげましょう。